春フェス2018イベントレポート④ 【「うごくブロックくらぶスペシャル」でありがとうを伝えました】
普段は連続講座として実施している「うごくブロックくらぶ」。3月25日(日)の「ギャラクシティ春フェス」では、そのスペシャルバージョンとして、「ありがとう!をかたちにしよう」というテーマで、幅広い年齢のみなさまを対象にワークショップを行いました。このワークショップは、「うごくブロックくらぶ」の講師であるテクニック・マイスターの五十川先生と、「うごくブロックくらぶ」に参加してレゴ®ブロックの技を磨いてきた「センパイサポーター」、そしてワークショップの経験豊富な「あちこち会」の皆さんが一緒になって運営してくださいました。
まず、センパイサポーターは、五十川先生の説明を受けながら、ワークショップで必要な「デコボコトラック」と「プレゼント」サンプルを作りました。くらぶを通して多くのスキルを修得してきたので、とてもスムーズに作業が進められるようになりました。ワークショップ中は、参加してくださったこどもたちの「プレゼント」制作をサポートしたり、五十川先生の指示のもと、デコボコトラックの移動をしたり、あちこち会の皆さんと一緒になって一生懸命活動していました。
参加したこどもたちは、センパイサポーターのサンプルを参考にしながら、15分程度の時間でしたが、とてもユニークなプレゼントを制作していました。たとえば、ハートやプレゼント箱、かわいらしいキャラクター、庭付きの家、お寿司など・・・。こどもたちなりの工夫が随所に現れていました。デコボコトラックは、「ギャラクシティタウン」にある8つのコースに設置されています。「ギャラクシティタウン」は足立区の地図をもとに描かれた走行コースです。参加者はトラックのそばにいき、プレゼントを積み込みます。コースのちょうど反対側には、自分のお母さんやお父さんがいます。
五十川先生の案内でこどもたちはトラックを動かし、反対側にいるお母さんやお父さんにプレゼントを運びました。プレゼントを運び終わったら、こどもたちから「いつもありがとう!」という声があがり、そしてお母さんやお父さんもそれに対して「ありがとう」という声を返します。なんだかとても心温まる瞬間でした。皆さん、照れながらの「ありがとう」でしたが、そういった気持ちを表現することの大切さを実感しました。
ワークショップ後のセンパイサポーターからは「疲れた」という言葉がもれていましたが、その顔はとても充実しているように見えました。「誰かのサポートをする」ことはとても難しいことですが、そういったことを小学生の頃から体験できるのもギャラクシティのよいところだと思います。
(こども体験事業担当)