西新井に恐竜あらわる!?大人気の「恐竜どうぶつ園」に行ってきた!
7/28日曜日、心配された台風の影響を受ける事なく、比較的穏やだったギャラクシティの午前は、
お昼を迎えると空気が一変した。
目をキラキラとさせた子供達に交じって、どこかワクワクしている親御さんでギャラクシティはいっぱいに。
そう、本日は2回公演共に完売となっているプレミアイベント「恐竜どうぶつ園」が開催されるのだ。
恐竜どうぶつ園とは、オーストラリアから始まり世界各地で上演されている大人気のファミリー向け恐竜パぺットショー。
キャストが操る恐竜は、まさに本物そっくりで、まるで生きているかのよう。
その恐竜たちが舞台を所狭しと、時には客席の中を動きまわるのだ。
それだけでなく観客を舞台に上げてエサやり体験や、直接ふれ合って生態を学んだりと盛りだくさんの内容。
しかしその相手が気の優しい草食恐竜ならいいのですが、狂暴な肉食恐竜だったらどうする...?
という事で、気になったので見に行ってきた!!
まず、登場するのは赤ちゃん恐竜。
子供たちもステージに上がり、恐竜の頭をなでたりとほんわかとしたスタート。
人間のにおいが一番詰まっていると言われるのが手の甲で、動物と仲良くなるにはそのにおいをかがせると良いらしい。
ステージの子ども達も実践すると、恐竜もすっかり心を許した様子。
その後は体長約1mの大型肉食昆虫・メガネウラが観客の頭上を飛び回り、
草食恐竜・レエリナサウラの体調チェックを子ども達に手伝ってもらったり。
普段は絶対に見ることのない恐竜の動きや生態に、観客の心はどんどん引き込まれていく。
そして日本の福井県に生息していたと言われる体長約4,2mの肉食恐竜・フクイラプトルが登場すると、
観客の心のマグマは沸々と音をたて始める。
さらに客席からもう一匹のフクイラプトルが登場するものだから、より加熱に拍車がかかる。
すると会場は怪しげなライトに包まれ、フクイラプトルの行動もなぜか制御が効かなくなってくる...
「何かある!」
いや「何かくる!!」
と思った瞬間...
ヤツは来た!!
会場のボルテージ、いやボルカノ(英語で火山)は最高潮!!!!
フクイラプトル VS ティラノサウルス
にらみ合いながら、にじりよる両者。
緊張の瞬間が続いたが、恐竜最強の名を欲しいままにするティラノサウルスの
気迫のこもった雄たけびが炸裂すると、フクイサウルスは逃げていったのだ。
敵がいなくなった事でティラノサウルスも落ち着いたのか、
ステージに上がってきた勇気ある子ども達とのふれ合い体験が始める。
穏やかな表情を見せたり、ゴロンと寝転がった体を触らせたり
これがあのティラノサウルス?と疑うほどのかわいいらしい姿を見せるのだが、
やはり肉食!近くでお肉のにおいがすれば、急に暴れだすのだ!
すると子ども達は木の姿にカモフラージュ、必死にその場をしのぐ。
そんなやりとりも微笑ましくみえる瞬間だったが、最大の恐怖はこの後訪れる...
子どもの頭をティラノサウルスがまるかじりー!!!!!!!
今回は撮影OKだったため、最大のシャッターチャンスも到来!!!!!噴火寸前だー!!!!!
ドキドキハラハラな時間が終わり、
おとなしい首長恐竜・ティタノサウルスが登場。
ステージに上がったお子さんが花をあげたり、キスをしたり。
最後は、ゆーったりとした展開で約一時間のステージは終焉を迎えた。
もちろん現代に恐竜は存在しない。来ていた誰もが知っている。
ではなぜ観客は歓声をあげ、熱狂したのか?
司会の方もステージ上で大切な事として言っていたが、
「想像」してみるという事ができていたからだ。
だからそこに恐竜はいたのだ。
そう思うと、見えるもの全てが全てではなくなる。
故に限りの知れない「想像」が「創造」を生む事もあるのだろう。
そんな事を考えながら帰りのロビーに向かうと
再びレエリナサウラがお客さまをお見送りするサプライズがあり、筆者は心地よい満腹感でおなかいっぱいになった。
ふとまわりを見ると、みんなもおなかをポンポンと叩いたり、さすったり
つまようじで口の中を掃除したりしているようにも見えた。
きっと、これも「想像」だよね?
後日見たアンケートでは満足の声が多く見られたが、
当日、幼稚園に通うという男の子に聞いた感想が印象的だった。
その子はどんな質問に対しても「どちらともいえない!」と不敵な笑みを浮かべながら答えた。
これは恐竜が実際にいたように見えたのか、見えなかったのか、そんな事はどうでもいいんだ。
お前の心はどう騒いだんだ?お前はその瞬間瞬間を楽しんだのか?
その答えこそ、答えだ。
だから俺の答えなんて関係ないだろ?
その意味での「どちらともいえない」だ。と聞こえた。
これは想像か?それとも創造か?
今回は最近体重が増加中で「これも想像であってほしい」と切に願う、広報Yが担当しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。