【特別編】第2回 ギャラクシティ音楽コンクール 入賞者披露演奏会・受賞セレモニー開催!①
ギャラクシティ音楽コンクールとは
足立区内外問わず、小学生~社会人の参加者がピアノの腕前を競い、
見事入賞を果たしたピアニストたちは、プロの演奏家で結成された
小編成オーケストラ「音の泉管弦楽団」と共演できるという夢のある企画です!
そして今回は特別に12/1(日)に行われた入賞者披露演奏会・受賞セレモニーの様子を
音楽コンクール実行委員会 上田様にレポートしていただきました。
関係者だからこそ感じる、臨場感溢れる雰囲気を是非お楽しみください。
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本格的ピアノコンクール、足立区にて始動! その1
みなさん、足立区に本格的なクラシック音楽のコンクールが誕生したのをご存知ですか?
その名も、ギャラクシティ音楽コンクール、略してギャラコン!
昨年に開設されて今夏で2回目、12月1日(日)には、入賞者による華麗な演奏会が開かれました。
ギャラコンのすごいところは、何といっても、年末に行われるこのステージ。
入賞者たちはただ表彰されるだけではありません。なんと、オーケストラをバックに、ソリストとしてピアノ協奏曲(コンチェルト)を演奏するのです!
たとえ音大生でも、プロのピアニストでも、オケを従えての協奏曲(コンチェルト)というのはそうそう経験できるものではありません。
だから、まだ2回目のコンクールにも関わらず、参加者は全国から大勢集まってきて、すぐに定員いっぱいに。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、地方で開設されたピアノコンクールが評判を呼び、一流ピアニストが生まれることは、日本でも海外でもよくある話。コンチェルト賞目当ての猛者たちが続々集まる中、ギャラコンは回数を重ねるごとにさらに有名になっていくでしょう。
さて、肝心の演奏会。各部門の入賞者たちが、最年少は小学2年生から大人まで続々と登場しました。そのレベルたるや、すごい・・・!!流石に、賞を勝ち獲った面々。本選で魅せたテクニックはもちろん、ソリストを務める誇りと喜びに満ちた音色を響かせます!
客席には、小中学生の姿もちらほら。演奏会は、第1部、第2部ともに1時間程度ですが、それぞれの部で子どもから大人までが年齢順に、次々に登場します。だから全然飽きず、子どもたちもじっと聴き入っていましたよ。
ギャラコンは、来年も開催が決定しています。その入賞者たちが集う、2020年12月6日(日)の演奏会には、もっともっと子どもたちに来てほしい!!
だって、高校生以下は、入場無料なんです!付き添いの大人の方も、一人たったのワンコイン500円。
クラシックコンサートに普段あまり行かない子どもたちにとっても、飽きずにオーケストラを聴くことのできる、貴重な機会ですよ。
さて、ギャラコンのすごいところ、まだあるんです。
それは、ここ、西新井文化ホールが備えている、最強のピ・ア・ノ!
そのピアノのポテンシャルを最大に引き出したのは、演奏会の最後にゲスト奏者として登場した、
ピアニストの赤松林太郎先生。
次のレポートにて、赤松先生のショパンの素晴らしさをお伝えしたいと思います。