イベントレポート
2022年01月27日

今夜の星空 特別版「和の星」

まるちたいけんドームで2022年1月23日(日) 16:00から約30分間、今夜の星空特別版「和の星」の星空生解説番組がありました。

当日は、大人11名・お子さま11名のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

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▲13:00からは「日食神話」、16:00から「和の星」を投影。


この投影は、「和」をテーマとしたプラネタリウム生解説番組です。
いつもの「今夜の星空」と少し違うテイストで、和風のBGMと共にこの時期に見える星や星座を和名とその由来と共に紹介します。
1月23日(日)と2月13日(日)の全2回投影予定。
今回、第1回目の投影を行いましたのでお知らせします。

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▲「和」の番組なので、タイトルも筆文字の書体で投影してみました。


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▲この辺りの冬の星座の星たちが・・・

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▲昔、日本人が見るとこんな風に見えたらしい。


<紹介した和名の星や星座>
● 鼓星=オリオン座
はごいた星(昴)=プレアデス星団(おうし座)
かどくい星=ふたご座
子の星=北極星(ポラリス)
釣り鐘星=ヒアデス星団(おうし座)
特別ゲスト?星座絵「あまびえ星座」

<使用した楽曲>
作曲家、雅楽奏者で有名な東儀 秀樹(とうぎ ひでき)さんから   
夕なぎ
Starlight Cruise
夢路まどか
三ツ星
昼のまどろみ


今回は、静かな和の楽曲に合わせて、解説の口調もゆっくりでささやくような心地よい感じでした。プラネリウムの星空に和の曲もいいものだなぁと思いました。


まるちたいけんドーム入口にも和をテーマとして昔の日本の星図や星の和名などを展示しています。古星図など貴重資料は国立天文台よりお借りしました。

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▲壁面には「淳祐天文図」(右)の他、「天文星象図」(左)のデータ画像掲示。
 「淳祐天文図」(右)は、中国で作られた世界最古の星図(石碑を写し取ったもの)
 「天文星象図」(左)は、江戸時代に日本で作られた星図(国立天文台の許可を得て当館でプリント)
 『中国で作られた世界最古の星図』と『日本で江戸時代に作られた星図』・・・見比べてみてね!

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▲卓上には、国立天文台からお借りした貴重資料「天文成象」「分野星図」を展示の他
 「はごいた星」「つりがね星」「かどくい星」など、星の和名をかるたにしてご紹介。

東京都にまん延防止等重点措置の適用中ではありますが、足立区のガイドラインに則り、感染症対策を実施してまるちたいけんドームは、通常どおり投影を行っています。
今夜の星空特別版「和の星」、次回投影は2月13日(日)16:00からです。よろしければ、ご来場ください。

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