米国空軍太平洋音楽隊「ファイナル・アプローチ」 開催
2024年4月20日土曜日、西新井文化ホールにて、米国空軍太平洋音楽隊「ファイナル・アプローチ」のコンサートが開催されました。
ファイナル・アプローチは、グレン・ミラー楽団直系のジャズコンボとして、日本国内外で高い人気を誇る演奏隊です。今回のコンサートでは、前半の第一部で伝統的なジャズナンバーを、後半の第二部で現代的なポップスを披露。軽快なリズムと華麗なソロ演奏で観客を魅了しました。
開演数分前のアナウンスが入ると、若い世代から年配の方まで老若男女問わずたくさんのお客様で客席は満員となり、熱気ムンムン。
このコンサートへの期待の高さがうかがえます。
コンサート前半は、R&B~ソウルの世界の重鎮・レイ・チャールズの「Hallelujah, I Love Her So」(ハレルヤ、アイ・ラブ・ハー・ソー)から軽快にスタート。その後、2021年にNHK連続テレビ小説『カムカムエブリバディ』のテーマ曲として使用された「On The Sunnyside Of The Street」 (明るい表通りで)やルイ・アームストロングの演奏で有名な「When the Saints Go Marching In」(聖者の行進)などを次々と演奏しました。
特にサックス・クラリネット奏者のイアン・オバーン技能軍曹のソロは力強く情熱的な演奏で会場を沸かせていました。
後半では、ポップスやロックのナンバーも披露。クイーン「Crazy Little Thing Called Love」(愛という名の欲望)やTOTO「Rosanna」(ロザーナ)ジョージ・マイケル「Faith」(フェイス)など、観客が思わず口ずさんでしまうような曲もあり、会場は一体感に包まれました。
ボーカルのアシュリー・ヒューセビー上級空兵がフィーチャーされ、原曲顔負けの素晴らしい歌声を披露して観客を沸かせました。
約2時間のコンサートは、前後半で19曲を演奏。最後はBTSの「BUTTER」(バター)で締めくくられ、ベン・ヒューゼビー技能軍曹のラップも飛び出し、有終の美を飾りました。
公演終了後は出演者のお見送りもあり、楽しくも心温まる公演となりました。
お客様の声
・「本場のジャズを聴けてとても楽しかった。隊員の方たちの演奏技術も素晴らしかった。」
・「選曲が幅広くて、最後まで飽きずに楽しめた。八木地方交流専門官のトークも面白かった。」
・「また機会があれば、ぜひ聴きたい。」
米国空軍太平洋音楽隊「ファイナル・アプローチ」のコンサートは、迫力満点の演奏と楽しいトークで、観客を魅了する素晴らしいイベントでした。今後もぜひ日米友好の懸け橋となり、多くの観客に彼らの演奏を聴いていただきたいです。